歯を白くしたい理由は何?歯の成分から学ぼう
老若男女問わず、近年では白い歯にこだわりを持ってホワイトニングを受ける方が年々増えている流れがございます。どうしてそこまで白い歯にこだわりを持つのかと疑問に思う方もいらっしゃると思います。また、反対に本当は歯の黄ばみを落としたいけどホワイトニングは費用的に難しいと考えている方もいらっしゃいます。
この記事では、歯がなぜ多くの方が歯を白くしたいのか、歯を構成している成分から解説いたします。
歯はどのような構成で出来ているのか
まず最初に歯はどのような構成で成り立っているのかをご紹介し、どの部分を見て人は歯から印象を受けるのかを解説します。
歯の表面の9割はハイドロキシアパタイト
歯の表面を覆っているエナメル質はハイドロキシアパタイトという成分が9割以上で成り立っています。そして、ハイドロキシアパタイトは骨のメインの成分と同じくリンとカルシウムが結合して出来ている成分です。つまり、カルシウムを食事に多く取り入れることが歯を丈夫にする為には大切です。また、カルシウムを摂取する際に気を付ける注意点として、ヨーグルトや牛乳などでカルシウム単体を摂取するのではなく、イワシ、サンマ、きのこ類などもしっかり摂取してビタミンDと共に身体に取り入れるとより吸収が増進されます。
それでは、カルシウムではなくリンを摂取する為には何を食べると良いでしょうか。知っている方は意外と少ないですが、”玄米”からは数多くのリンを摂ることが出来ます。玄米を日頃から沢山食べないという方は、加工食品に含まれている”リン酸化塩”に注目してみましょう。食べ物を買う時に添加物表記をみると栄養素の勉強にもなるので是非見てみて下さい。
表面のエナメル質が外見の印象を変える
歯の表面にはとても重要なエナメル質という組織があります。ブラッシングのなどのテレビCMで耳にしたことがあるかもしれませんが、実際のにエナメル質がどの様な機能を持っているのかご存知でしょうか。エナメル質を簡単に噛み砕いてご説明すると、歯がしみるのを防いでくれる層を言います。虫歯になりにくい歯を築く為には、このエナメル層を健康的に保つ必要がございます。エナメル質よりも外側にあるペリクルという層は剥がれやすい為、その下にあるエナメル層は影響を受けやすいです。
エナメル層は歯の色味を決める機能もありますが、それはエナメル質の光沢が関わっています。歯が光に当たっていると光沢が見える時があると思いますが、この光沢が美しく見える方ほどエナメル層が健康的だということです。元々の自然な歯の色がそれほど白くないケースでも、エナメル層の光沢と健康を維持することで歯が美しい人という第一印象を相手に思ってもらえるのです。
歯を白くしたい理由について
例えば、テレビに出演している方を含めて、多くの方がホワイトニングを活用する時代になりました。ホワイトニングの歴史を遡るとアメリカが発祥とされ、沢山の施術内容と価格帯で、欧米人の命ともいわれる歯を白くしています。注意点として、日本人は欧米人と体質が異なるため、欧米人向けの強すぎるホワイトニング剤を使うことはお勧めできません。また、ホワイトニングは保険が適用されないために費用が沢山必要です。大勢の方が歯を白く明るくしたいと思うには次のような理由が挙げられます。
日本人と欧米人の歯に対する意識
古くから日本では第一印象は大変重要だと言われています。特に日本人は授かった自分自身の身体を大切にする性格の方が多いので、ホワイトニングや歯並びを整えて外見を改善するよりは、心配りや身だしなみに意識が向いていました。
もちろん今でも身だしなみや他人への心配りは非常に大切です。その上でもう一度、自分の歯が白く明るくなった姿をイメージしてみてください。ちなみに、笑顔の60%が口であると言われているので、ホワイトニングで歯を白く明るくして更に素敵な笑顔にしましょう。
投稿日:2022年3月30日 カテゴリー:未分類