自宅でのお口のケア、どうしたらいい?
虫歯や歯周病にかからないためには、毎日のご自宅でのセルフケアが大切です。
もちろん、歯科医院での定期検診やメンテナンスは必要ですが、基本は、毎日のブラッシング。ここでは、ご自身でできるお口のケア方法について紹介します。
歯科医院でブラッシング法を確認!
顔の形が違うように、お口の中の状態も1人ひとり違うもの。人によって、汚れが溜まりやすい部分があったり、磨き残しが生じやすいところがあったりするものです。
ご自身に合ったオリジナルのケアの方法がありますので、まずは歯科医師や歯科衛生士に聞いて、自分にぴったりのスタイルを見つけることから始めましょう。
歯間ブラシや糸ようじを使おう!
歯ブラシだけでなく、歯と歯の間を清掃するための器具を併用することも一般的です。歯間のような狭いところは、歯ブラシだけでは磨ききれません。デンタルフロスや糸ようじ、歯間ブラシを使って1本1本の隙間を磨いていきます。
フッ素配合の歯みがき剤を使おう!
歯みがき剤は、フッ素入りのものを選びましょう。歯みがきを終えた後は、できるだけフッ素を歯の表面に残しておくことが効果的な虫歯予防につながります。ポイントは、ブラッシングのあと、口をすすぎすぎないこと。慣れるまで少し大変かもしれませんが、できるだけ少ないお水で済ますようにしましょう。
また、歯科医院では、たいていフッ素の含有割合が高めの歯みがきペーストが販売されています。ぜひ、聞いてみてください。
キシリトールガムを噛もう!
虫歯予防には、キシリトール配合のガムやタブレットも効果があります。予防歯科の先進国スウェーデンの小学校では、給食の後にキシリトールガムが配られるほどです。
キシリトールの効果を得るためには、お口の中に長く留めておくことがポイント。野菜や果物にもキシリトールが含まれていますが、長くお口に含んでおけるものではないため、虫歯予防効果という点では、あまり期待できません。
また、市販のガムでもキシリトール配合とうたわれているものが多々ありますが、本当に効果が得られる基準値以下であることも多いです。厚生省の特定保健用食品マーク、トゥースフレンドリー協会マーク、キシリトールの含有量(50%以上)、これらをしっかりと確認するようにしてください。
虫歯予防効果のためには、50%以上の高濃度キシリトールが配合されていること、シュガーレスもしくは糖類が0gであることが基準となります。これを一定期間、継続して摂取することで虫歯予防の効果が期待できます。
投稿日:2018年12月21日 カテゴリー:未分類