口移しで虫歯がうつるって嘘?本当?子供の虫歯予防で気を付けたいこと
生まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌はおらず、親から虫歯菌がうつるので口移しで虫歯がうつるというのは本当なのです。
しかし、子供が虫歯になるのは親から虫歯菌がうつる以外にも、甘いものを口にするなどの生活習慣から起こります。
虫歯が起こる4つの要因とは
虫歯が起こる要因として、次の4つが考えられます。
- 歯の質が弱い、唾液の働きが弱い
- 虫歯をおこす細菌(ミュータンス菌)がいる
- 歯垢のもととなる砂糖を多くとる
- 時間の経過
砂糖が含まれる食品をたくさん食べると、虫歯をおこす細菌が歯垢をつくります。歯垢が歯についたまま時間が経過すると、虫歯菌が酸を出し、歯が溶けて虫歯になります。
歯の質が弱い、または虫歯菌が出す酸を中和する唾液の働きが弱いと虫歯になります。
子供の虫歯の原因
子供の虫歯の原因は親からの口移しだけではなく、生活習慣も関連しています。
口移し
生まれたときには口の中に虫歯菌は存在しません。虫歯菌は親からのご飯の口移しや親が食べたスプーンで赤ちゃんにも食べさせることで移ります。
赤ちゃんと他の家族のスプーンは分ける、口移しは控えることで子供の虫歯を予防しましょう。
砂糖が多く含まれる食べ物
甘いお菓子はもちろんですが、ソースやケチャップ、カレールーなど子供が大好きな調味料や菓子パン、缶詰の果物のシロップにも意外と多くの砂糖が含まれています。
味が濃いものはおいしいですが、砂糖がたくさん含まれている食べ物の摂り過ぎには注意しましょう。
だらだら食べ
砂糖が含まれた食べ物をたくさん食べることも虫歯になりますが、砂糖が含まれた食べ物が口の中にいる時間が多くなることでも虫歯になります。
食事の時間、間食の時間がきちんと決まっておらず、常に何か口の中に入っている状態では砂糖をエサに、歯垢が増えやすくなし、虫歯になります。
アメやラムネ、ガム、グミなどを食事の間に食べることはだらだら食べになるので気をつけましょう。
食事の時間は決めて、間食は決まった時間に1回分のおやつの量を決めて1回とるようにしましょう。
甘い飲み物
間食というと食べるものばかりに目が行きがちですが、ジュースやスポーツドリンク、乳酸菌飲料などの飲み物にもたくさん砂糖が含まれています。
食事の間にお茶ではなく、甘いジュース類を水分として飲むと歯垢が増えて虫歯になります。水分をとるにはお茶や水にして、甘いジュースは控えましょう。
投稿日:2019年6月24日 カテゴリー:未分類